スイス
| 基礎データ |
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| 通貨紹介 |
スイスの地理的位置は西ヨーロッパの中央にあり周辺がドイツ、フランス、イタリアなどに囲まれており、それゆえ経済的にはユーロ圏の国々と密接な関連性がある。とくにドイツ語も通じるスイスは、欧州への輸出の大部分がそのドイツへの割合が25%と多い。したがってユーロ発足後はユーロとスイスフランは相関的な動きをすることも多々ある。またスイスは金融業も発達し銀行数も多く、スイスの銀行法については他国が参考にするほどである。しかしユーロがあっても独自路線を行くスイスフランはたびたび他欧州通貨とは異なる動きをすることもある。スイスフランは外為市場取引でCHFと表記されるが、このCHとはラテン語で、「Confederatio Helvetica」からとっており、Confederatioとは連邦を意味し、Helveticaは先住民族の名前から由来している。 スイスは1815年にナポレオン戦争後、ウィーン条約にて永世中立国として承認され、他国間で戦争が起きても関与しないという方針をとる国であることは有名である。以前では世界的な戦争が起きた時など「有事のドル買い」として、地政学的リスクが高まった際に米ドルが脚光を浴びていた。しかし昨今では巨額の財政赤字などかかえる米国のドルは、大規模な戦争や世界的にテロ懸念が高まった際など売られる傾向にあり、リスク回避の通貨として金保有量も多い中立国としてのスイスフランが買われるのである。したがって米ドルとは逆相関的動きを示し、米国を中心に世界的に経済が安定し地政学的リスクが減少するとスイスフランは売られるという特徴もある。またスイスは他欧州通貨と比較すると、金利は常に低く誘導しており(以前マイナス金利も実施している)日本円と同じように、スイスフランで調達しポンドや米ドルなど高金利通貨で運用するキャリートレードとして使われることがあり、そのため外為市場では米ドル・ユーロのほか、取引量的には少ないがポンド・スイスフランの取引も見られる。 |
| 流通通貨 |
【紙幣】10,20,50,100,200,1000スイスフラン 【硬貨】5,10,20,50セント及び1,2,5スイスフラン |